
【東京】建築美に思わずうっとり。アーキテクチャを堪能する都内観光の勧め
東京には、様々な建築家やデザイナーによって熟考された建築物がたくさん存在します。
今回の記事では、建築美に思わずうっとりしてしまうような東京都内のおすすめスポットをご紹介していきます。ぜひ休日にアーキテクチャを堪能しに都内へ繰り出してみませんか?
根津美術館
根津美術館は、実業家である初代根津嘉一郎のコレクションを展示するために建設された美術館です。昭和15年に財団が創立され、翌年の昭和16年に南青山に開館しました。
戦争の被害を受けながらも繰り返し増改築が行われ、2009年には日本の代表的な建築家である隈研吾氏によって設計された完成しました。
和風家屋を連想させる建物のデザインは、鑑賞者の心を落ち着かせます。
- 名称:根津美術館
- 住所:東京都港区南青山6-5-1
- アクセス:各線「表参道駅」A5出口より徒歩8分
- 開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
- 入館料:大人1300円、高校生以上の学生1000円、中学生以下無料
- 休館日:月曜日・展示替期間・年末年始(月曜が祝日の場合は翌火曜日)
21_21 DESIGN SIGHT
「21_21 DESIGN SIGHT」は、六本木に所在するデザイン専門の施設です。
近代的な雰囲気が非常に魅力的なこの建物は、独学で建築を学び、2013年にフランス芸術文化勲章(コマンドゥール)など多数の受賞歴を持つ安藤忠雄によって設計されました。
地下に広大なスペースが広がっており、ギャラリーに自然光が差し込むように設計されています。
著名なデザイナー三宅一生の服作りのコンセプト、「1枚の布」にインスピレーションを受けて、1枚の鉄板をあたかも折り曲げたように見えるデザインが特徴的です。
- 名称:21_21 DESIGN SIGHT
- 住所:東京都港区赤坂9丁目7−6 東京ミッドタウン・ガーデン内
- アクセス:各線「六本木駅」より徒歩5分
- 開館時間:10:00~19:00
- 入館料:プログラムによって異なる
- 休館日:火曜日・年末年始
国立代々木競技場
代々木公園に所在する体育館で、1964年に開催された東京オリンピックのために創設されました。
吊り屋根構造が非常に特徴的で、見る人の目をひきます。
建築家である丹下健三によって設計されました。丹下は、日本の代表的な建築家・都市計画家であり、「世界のタンゲ」と言われているように、海外でも名を知られています。
- 名称:国立代々木競技場
- 住所:東京都渋谷区神南2-1-1
- アクセス:各線「明治神宮前駅」、JR「原宿駅」より徒歩5分
迎賓館赤坂離宮
明治以降の建築物として、国宝に初めて指定された歴史的建造物の一つです。
日本で唯一のスタイルであるネオ・バロック様式を採用していて、非常に豪華なデザインとなっています。
主要国首脳会議などの重要な国際会議の場としても使われている、貴重な場所です。
- 名称:迎賓館赤坂離宮
- 住所:東京都港区元赤坂2丁目1−1
- アクセス:JR各線「四ッ谷駅」赤坂口より徒歩約7分
- 公開日:ホームページに掲載
- 参観料金:施設ごとに異なる
奥野ビル (オクノビル)
築85年にも及ぶレトロな雰囲気が魅力的な銀座にある奥野ビル。
最近では、アートの発信地として再注目されています。
何とエレベーターが手動式で、貴重な価値を感じさせます。ビルの中にはセレクトショップやギャラリーなどがあり、見学は自由にすることができます。
- 名称:奥野ビル(オクノビル)
- 住所:東京都中央区銀座1-9-8
- アクセス:東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」10番出口より徒歩1分
- 営業時間:見学自由
- 入館料:無料
おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、東京都内に所在する建築スポットをご紹介しました。パッと目をひくようなデザインの建築物は東京にたくさん存在します。
建築物を見るのが好きな人も、普段あまり建築の造りなどを気にしない人も、興味のある人はぜひ1度訪れてみてくださいね。