
日本三大美祭りに数えられている「高山祭」とは?祭りの時期や見どころを解説!
お祭りは、日本の伝統文化です。しかし、「地元のお祭り以外はよく知らない・・・」なんていう人も多いのではないでしょうか。
伝統や地域の文化を感じられるお祭りを知っていることは、ビジネスマンにとって教養のひとつ。各地の有名なお祭りについては、押さえておきたいですよね。
今回は、日本三大美祭にも数えられている「高山祭」をご紹介します。
目次
「高山祭」はどこのお祭り?
「高山祭」は岐阜のお祭り
高山祭りは「岐阜」を代表するお祭りです。300年以上続く伝統的なお祭りで、重要有形民俗文化財にもなっている屋台の曳き揃えが繰り広げられます。
2016年にはユネスコ無形文化遺産にも登録された、由緒あるお祭りなのです。
「高山祭」の見所

日本三大美祭に選出される絢爛豪華さ
高山祭の見所は、何と言っても絢爛豪華な屋台です。
春祭り(山王祭)では12台、秋祭り(八幡祭)では11台の美しい屋台を見ることができます。1つ1つ職人によって趣向を凝らして造られている屋台、そして屋台が仕舞われている屋台蔵も非常に見ごたえがあります。
からくり奉納
屋台が繰り広げる催しはどれもきらびやかですが、中でもじっくりと楽しみたいのが「からくり奉納」です。
日本の伝統文化が感じられる精巧な人形のパフォーマンス。糸で操られているとは思えない滑らかで情感あふれる動きは、見れば見るほどに不思議で目が離せなくなります。本当にすごい技術です。
飛騨高山の自然と、昔ながらの街並み
古い町並みを楽しめる場所と言ったら、どこを思い浮かべますか?京都?広島?
「高山祭」が開催されるJR高山駅の付近には、「高山市三町伝統的建造物群保存地区」という江戸から明治にかけての古い町並みが保存されている地域があります。
高山祭の時期以外も多くの観光客が訪れる、非常に美しく趣深いエリアです。食べ歩きにも最適なので、お祭りと一緒に堪能したいですね。
高山祭にはどうすれば参加できるの?
高山祭に参加できるチャンスは年2回

高山祭りは、春の高山祭(山王祭)と秋の高山祭(八幡祭)の年2回開催されます。春の高山祭り(山王祭)は毎年4月14日・15日に。秋の高山祭り(八幡祭)は毎年10月9日・10日に開催されます。
高山祭へのアクセス
「高山祭」が催される岐阜県高山市へのアクセスは以下の通りです。(東京から行く場合)
- 東京駅から東海道新幹線で名古屋へ(およそ1時間50分)
- 名古屋駅からJR高山本線で高山駅へ(およそ2時間20分)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、岐阜を代表する「高山祭」についてご紹介してきました。
「高山祭」は、飛騨高山の伝統を感じることができるお祭りです。現代を生きる私たちが見ても驚くような精巧な職人技術や、古くから大切にされてきた町並みなど、たくさんの魅力に触れることができる「高山祭」、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?