
何枚持ってますか? 一人暮らしに必要なバスタオルの数と管理方法
生活必需品であるタオルですが、一人暮らしの場合、入浴後に使用するバスタオルは何枚揃えれば良いのでしょうか。
この記事では、これから一人暮らしを始める方に向け、所持しておきたいバスタオルの枚数について解説します。
目次
最低でも2枚は所持しておこう
一人暮らしであれば、バスタオルは最低2枚必要です。
必要なバスタオルの枚数は、人によって異なります。毎日新しいバスタオルを使いたい人や洗濯の頻度が低い人は、より多くのバスタオルが必要になります。
とりあえず最低限必要な枚数を持っておきたいという人は、洗い替え用に2枚のバスタオルを所持しておきましょう。
バスタオルの枚数は洗濯頻度を基準に考える
入浴後に使用したバスタオルは、洗濯しなければなりません。洗濯の頻度はライフスタイルにより異なり、それによって必要なバスタオルの枚数も変わってきます。
以下に、洗濯の頻度別・必要なバスタオルの枚数をまとめました。
洗濯頻度が3日に一度
必要なバスタオルの枚数:2~3枚
一人暮らしにおける一般的な洗濯頻度は「3日に一度」と言われています。同じバスタオルを3日間使用するのであれば、バスタオルは洗濯中に使用する用にもう1枚あれば事足ります。
洗濯頻度が2日に一度
必要なバスタオルの枚数:3~4枚
2日に一度の洗濯だと、雨の日や梅雨の季節には、洗濯物が乾かない可能性があります。その場合、バスタオルは最低3枚あると安心です。
洗濯頻度が毎日
必要なバスタオルの枚数:4~5枚
「使用済みのバスタオルは毎日洗いたい」という方も多いかもしれません。乾かないバスタオルが常に発生することになります。天候やバスタオルの傷みなどを考慮し、4枚程度は確保しておきましょう。
バスタオルに潜む雑菌
バスタオルを交換する頻度は人によりますが、あまりに長く同じバスタオルを使い続けるのは好ましくありません。
バスタオルには体から排出された皮脂や汗など、様々な物質がこびりついているからです。定期的に選択しないと、これらの物質を栄養素とする雑菌が繁殖してしまいます。
モラクセラ菌
人間の体内にいる常在菌です。皮脂を食べることによって増殖し、湿気を好みます。洗濯物から発生する悪臭の原因となる菌です。
マイクロコッカス菌
人間の皮膚に生息する常在菌です。汗のような臭いは、マイクロコッカス菌が増殖していることが原因と考えられています。
これらの菌は体内に存在する常在菌であることから、すぐに悪影響が起きることはないかもしれません。ただし、雑菌が繁殖したバスタオルを継続使用することで、何らかの健康被害が発生する可能性は否定できません。
衛生的にバスタオルを使用するには
雑菌を繁殖させないためには、定期的な洗濯が必須です。以下に雑菌の繁殖を抑えるためのに効果的な方法をご紹介します。
使用済みのバスタオルは乾かす
バスタオルを毎日洗濯しない方は、使用済みのバスタオルを乾かすようにしましょう。湿った状態で放置されたバスタオルには、雑菌が繁殖します。洗濯の有無に関わらず、乾かす習慣が必要です。
陰干しをする
天気がいい日には、風通しの良い場所で陰干しを行いましょう。室内よりも、効率よく湿気を除去することができます。
扇風機や乾燥機を活用する
外干しができない時には、扇風機や乾燥機を活用しましょう。冬場であれば、エアコンの送風も有効です。
干し方を工夫する
バスタオルは、干し方によって乾燥までの時間に差が生じます。縦干しが主流であるバスタオルですが、横長にして干す方法が推奨されています。具体的には、縁を描くように干す「囲い干し」や、S字にくねらせる「蛇腹干し」がおすすめです。
まとめ
バスタオルの所持枚数は、個人のライフスタイルによって異なります。枚数の目安は、洗濯の頻度を基準に決定しましょう。いずれの場合でも衛生状態を保ち、清潔なバスタオルを利用できる環境づくりが大切です。