
スーツケースの選びのチェックポイントとは?シーン別に解説します
出張からプライベートの旅行まで様々なシーンで活躍するスーツケースは、意外と出番の多いアイテムです。何度も買い替えるものではないので、購入するなら長く使えて自分に合ったものを選びたいですよね。
この記事では、スーツケース選びで迷っている人に向けて、スーツケースを選ぶときに注目したいポイントを解説していきます。おすすめのメーカーもご紹介していきますので、是非参考にしてみて下さい。
目次
スーツケース選びで注目すべきポイント

スーツケース選びで注目すべきポイントは、次の5つです。
- サイズ
- 素材と強度
- 鍵の種類
- 色とデザイン
- キャスターの種類
スーツケースは本当にたくさんの種類がありますが「飛行機利用が多い場合は機内持ち込み可能なサイズの中から選ぶ」など、メインの目的をはっきりさせると、自分に合ったスーツケースを選びやすくなります。
まずは、目的別のおすすめスーツケースをご紹介します。
シーン別おすすめスーツケース

国内旅行・国内出張
修学旅行や友人との温泉旅行など、国内での旅行におすすめなのは、30L前後のコンパクトなスーツケースです。機内持ち込みできるハードタイプのスーツケースを買っておけば、近場の海外に行くときなどにも活用できます。
海外旅行・海外出張
滞在期間が3~4泊以上の海外旅行では、大きなサイズのスーツケースが必要になります。目的地によりますが、慣れない道路を長時間移動することを考えて、安定性のある4輪キャスターのスーツケースを選ぶのがおすすめです。
アメリカ渡航の予定がある場合は、TSAロックの有無も忘れずにチェックしましょう。
留学・長期滞在
留学などの長期滞在の場合は、持っていく荷物の量がとても多くなります。預け入れできる上限サイズに近い、80~90L前後のスーツケースがおすすめです。また、預け入れ用と機内持ち込み用でスーツケースを2つに分けるという方法もあります。
サイズから選ぶときのチェックポイント

1泊当たりの荷物は10リットル程度
一般的な1泊分の荷物は、10L程度と言われています。 おみやげなど、復路で荷物が増えてしまった場合に備えて(宿泊日数+1)×10L程度の容量があると安心です。
迷っている人には、汎用性の高い40L前後のスーツケースがおすすめです。3~4泊程度の旅行に対応できて、機内持ち込みできるサイズのものもあるので、1つ持っていると幅広いシーンで活用できます。
機内持ち込みできるかどうか
飛行機では、規定サイズ内の荷物を座席に持ち込むことができます。 機内持ち込みのメリットは、飛行機を降りた後すぐに空港を出られるところです。
規定は航空会社によって異なりますが、3辺の合計が100cm以内であればほとんどの航空会社で持ち込みできます。
素材で選ぶときのチェックポイント

ソフトケース
ソフトケースのメリットは、以下の3つです。
- 軽量で扱いやすい
- 傷が付きづらい
- ポケットが付いている
ソフトケースは、PCや本、資料などを頻繁に取り出したい人や、荷物をこまめに出し入れする人におすすめです。 デメリットとしては、外部からの衝撃が中に伝わりやすいという点が考えられます。
ハードケース
ハードケースのメリットは、以下の3つです。
- 衝撃に強い
- 長距離でも楽に移動できる
- 荷崩れしづらい
ハードケースは、長距離移動が多い人や、衝撃や汚れに強いスーツケースを求めている人におすすめです。持ち上げるには重たく、スーツケース本体に傷や凹みが付きやすいというデメリットもあります。
スーツケースの鍵の種類

スーツケースの鍵の種類には、次のようなものがあります。
- シリンダータイプ
- ダイヤルタイプ
- TSAロック
- 南京錠
アメリカ渡航の予定がある場合は「TSAロック」が必須になります。TSAロックは、アメリカの空港で行われる荷物検査の際に必要になります。
TSAロックとは?
TSAとは「Transportation Security Administration」の略で、アメリカ運輸保安局のことです。
2001年のアメリカ同時多発テロ事件をきっかけに、アメリカに出入国する乗客の荷物は、TSAによってランダムに検査されるようになりました。
この検査ではスーツケースに鍵がついていても壊されてしまうのですが、TSAロックは専用キーで開錠できるため、スーツケースを破損する心配がありません。
色やデザインで選ぶときのチェックポイント
色とデザイン
機能だけでなく、色やデザインも吟味したいポイントです。迷ったら仕事でもプライベートでも使える落ち着いたデザインを選びましょう。どんなシーンにもマッチするのは次のような色です。
- ブラック
- シルバー
- ネイビー
空港で見つけやすいように個性的なものを選ぶのも一つの手です。
キャスターの種類

キャスターの種類には「2輪タイプ」と「4輪タイプ」があります。キャスターの種類によって走行感が大きく異なるので、よく考えて選びたいポイントです。
2輪タイプのスーツケースは斜めに傾けて動かすため、キャスターに負担がかかりにくく、壊れにくいという利点があります。
4輪タイプは、スーツケースを傾けることなく多くのものを運ぶことができるため、長距離でも楽に移動できるところが強みです。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
この記事では、スーツケース選びのチェックポイントを解説してきました。今回ご紹介した情報を参考にして、使いやすいスーツケースを手に入れて下さいね。