
名品万年筆でビジネスシーンに一流の品格を。おすすめブランド5選
今回の記事では、なぜ万年筆が一流のビジネスマンに使われているのか、その理由を解説します。ここぞの時に胸ポケットから出して使いたい、おすすめのブランドもご紹介していきます。
「万年筆ってボールペンと何が違うの?」
「どうして、仕事のできる人は万年筆を持っているの?」
と疑問を抱いているビジネスマンもいるのではないでしょうか。
なぜ、万年筆は古くから今に到るまで多くの一流ビジネスマンに愛用されているのでしょうか。
目次
なぜ一流ビジネスマンは万年筆にこだわるのか?
今更だけど、万年筆とボールペンって何が違う?
万年筆の大きな特徴として、まず挙げられるのが「書き心地」です。
万年筆のペン先は、毛細管現象を利用して、ペン先にインクが落ちてくる仕組みになっています。そのため、書き心地は普通のボールペンと違い、持つ人の力の加減によって、書き出す文字にも違いが現れます。
また、ボールペンは使い捨てのイメージがあると思いますが、万年筆はメンテナンスすることで半永久的に使用することができます。
一流ビジネスマンはどうして万年筆を選ぶ?
万年筆は、アイデアを生み出すのに役立つと言われています。
その理由は、万年筆を使用して書き出される文字には、より自分らしさが表れやすいので、自分の文字に愛着を感じ「考えている」という実感がわくからです。
同じ「自分の考えを書き出す」という行為でも、万年筆を使うことで自分の考えがより鮮明に書き出されている感覚になり、新しい思考の扉が開くのです。
「もっと頑張れる」そんな自信をくれる万年筆
もうひとつの理由は万年筆を持つことで、「自分はできるんだ」という気がしてくることです。
いいものを使っているという実感が仕事のモチベーションを上げてくれたり、手元を大切にしたくなる気持ちが美しい所作に繋がる・・・万年筆のはたらきは、ただ字を書くことだけではないのです。
それではここから、ビジネスマンにおすすめの万年筆ブランドをご紹介していきます。
ビジネスマンにおすすめの万年筆ブランド5選
MONTBLANC(モンブラン)
ドイツのクラフツマンシップを大切にしている「モンブラン」は、筆記用具の他にも、時計、アクセサリー、レザーなどの製品作りを行っており、プレゼントにも選ばれる商品が数多く揃っています。

伝統的な「マイスターシュテュック」は、モンブランを代表する高級筆記具です。
良質な素材を使用し、なめらかな書き心地を実現した、非の打ち所がない高級万年筆です。
Pelikan(ペリカン)
万年筆の老舗ブランドとして名を知らしめている「ペリカン」。このブランドは、ドイツ人のカール・ホルネマンが絵具とインクの工場を開設して始まりました。

万年筆初心者の方にも、おすすめしたいペリカンのシリーズ、「スーベレーン400」は、シンプルなデザインで定番アイテムとなっています。
「スーベレーン」はドイツ語で「優れているモノ」という意味で、その意味通り、精度の良いものとして、評判を得ています。
CARAN d’ACHE(カランダッシュ)
スイスのブランドである「カランダッシュ」の人気の理由は、ヨーロッパの雰囲気を感じさせるデザイン性の高さ。

カランダッシュの万年筆はアルミ素材。洗練された六角形のデザインは、おしゃれな万年筆を持ちたいビジネスマンにおすすめです。
PARKER(パーカー)
パーカーのペンは、様々な部品から構成されており、複雑な構造となっています。従がって、職人たちは、たゆまぬ努力をし続け、商品の質の良さを求め続けてきました。

「ソネット」は、トレンドに惑わされることなく貫かれた優美さが魅力の商品です。シックなデザインの万年筆が欲しい人に持ってこいの商品となっています。
PILOT(パイロット)
1909年に日本国内で誕生した、老舗ブランドです。創業100年を迎えました。
日本で初めて、純国産の万年筆を生み出し、注目を集めてきました。多くの人々の「書く、を支える」という想いのもと、今でも製品作りに取り組んでいます。

パイロットの万年筆は、木のぬくもりを感じるような重厚感のある仕上がりとなっています。木目ならではの温かみあるデザインが、日本製万年筆の味を演出しています。
おわりに
今回の記事では、ボールペンと万年筆の特徴の違いや、一流ビジネスマンにおすすめしたい万年筆のブランドについてご紹介してきました。
「万年筆」は長く大切に使用できるものです。生涯に亘って、ビジネスシーンにもプライベートにも寄り添ってくれる一本を見つけてみてはいかがでしょうか?